みなさん、こんにちは!
ストレスフリーでやりがいのある仕事を探して、WebマーケティングをはじめたSHIORIです。
「何か新しことを始める時、他よりも目立ちたい!」
「他よりも良くしたのに、全く売れない。」
こんなお悩みがある場合、あなたの商品やサービスならではの「差別化」が出来ていないかもしれません。
現代のマーケティングは、たくさんのモノで溢れています。
その中から、他者と差別化して勝てるようになる最強の「USP」について、詳しく解説していきます。
今からでも遅くありません!
あなただから提供できる「良いモノ」を、本当に必要としている人に届けられるように、事例を出して説明します。
今まで気にしていなかった‥
という方も、この機会に見直してみてください。
本記事では、
・USPとは何か知りたい方
・USP戦略の成功事例を知りたい方
・ビジネスで競合に勝つ方法を知りたい方
そんな方の悩みを解決します。
USPとは?
そもそもUSPとは、自社の商品やサービスを持つ、独自の強みのことです。
もっと簡単に言うと、「差別化された唯一の提案」と言い換えることもできます。
「Unique Selling Proposition」(ユニーク・セリング・プロポジション)を略して、USPと呼ばれ、それぞれ以下の意味があります。
Unique …独特な、唯一の
Selling …販売活動
Proposition …提案、意見
このUSPの考え方は、マーケティングには欠かせない考え方になります。
USP戦略の重要性
一言でいうと、「他と差別化して売り上げるため」にすごく重要です。
冒頭でもお話しましたが、現代はたくさんのモノに溢れています。
同じようなモノの中から他よりもいいモノを作ることを考えていたら、どんどんいいモノが出て埋もれてしまします。
なので、唯一無二の存在を作るんです。
ビジネス以外でも使われますが、このような表現を聞いたことがありませんか?
ブルーオーシャンとレッドオーシャン
ブルーオーシャン:敵がいない青い海=敵が自分しかいない
レッドオーシャン:敵がいる血の海=敵がいる中で競争する
このレッドオーシャンで闘って生き残っていくために、超差別化したアプローチをするUSP戦略がとても重要になります。
USPを作る3Step
では実際にUSPを作るときに、意識すべきことはなんなのでしょうか?
ここでは、基本的な3ステップで解説してきます!
- ターゲットを絞る
- ターゲットにとってBestな提案を考える
- 競合と提案を比較する
Step1:ターゲットを絞る
まずは、ターゲットを絞ることからはじめます。
理由は簡単で、何を始めるにもターゲットを絞らならければ差別化出来ないからです。
たとえば、業界を絞るだけでできることでいうと、
仮に、あなたが会計ソフトを提案したとします。
既に万人受けするような有名ソフトは、「弥生会計」や、個人事業主の方がよく利用する「free」など、世の中に沢山あります。
こういった状況に対して、もしあなたが「会計ソフトで闘う」となった場合…
たとえば「スクール業界に特化した会計ソフトにする」など、ターゲットを絞って、唯一の提案をする必要があります。
ターゲットを絞ることによって、万人受けのソフトでは出来なかった「細かい機能」や「手厚いサービス」といった独自のサポートができるようになります。
一見、全部備わった万人受けの提案の方が好まれると思いがちですが、それでは差別化ができないのでUSP戦略ではターゲットを絞りましょう。
Step2:ターゲットにとってBestな提案を考える
絞ったターゲットに対して、次にすべきことは、「究極でBestな提案」を考えることです。
ここでの注意点は”Better”ではなく”Best”ということです。
差別化の弱い企業は”Better”で考え、失敗してしまっています。
「他者より良いモノを作ろう」
「他者よりもサービスを増やそう」
「他者よりも安くしよう」
差別化する基準が他者目線になってしまっているのが分かりますか?
本当の差別化された提案っているのは、
顧客にもっと目線を向けて、「顧客にとって本当に喜ばれるBestな提案」を考えるべきなのです。
「そんなサービスがあるなら絶対に使いたい!」
「こんな商品待ってました!」
と言ってもらえるような提案が出来れば、自然と人は集まります。
顧客にとって”Best”な提案をして、差別化してくださいね!
Step3:競合と提案を比較する
最後に、”Best”な提案を考えた上で競合と比較をします。
比較項目は、競合で同じようなことをやっている所はあるのか、
既にやっているところがあれば、そこに勝ち目があるのかどうかを考えることです。
もし、やっている規模が小さくて勝ち目が有りそうなら、自分がNo1になればいいのです。
この3ステップでUSPを作ることが出来ます。
【世の中のUSP戦略】成功した10+1の事例
とはいってもイメージが付きにくいと思うので、実際の事例をご紹介します。
例)心理カウンセラーさんからの相談です。
心理カウンカウンセラーは沢山いて、レッドオーシャンの状況。ターゲットを絞ってもたくさんいるので、提案で差別化をすることに。
【ターゲット】
30代女性のうつ病・ヒステリーに特化したカウンセリング
【うつ病の人の特徴を考えてみる】
うつ病の人は、腸内環境が汚い傾向にあり、宿便が5キロくらいたまっている。
ということは、身体に栄養が届いていない可能性がある。
身体と心は影響しているから体内を綺麗にすることで心も体も元気になる
【提案】
30代女性のうつ病・ヒステリーがひとい方に、腸内環境のファスティングとカウンセリングを同時に行う
↑他者がやっていない唯一無二の提案
実際に、ある方が相談を受けた例ですが、この提案はどこのカウンセラーもやっていません。
さらに、ファスティングをして宿便を無くすことで、体調や腸内環境が良くなり痩せていきました。
このことが唯一無二の差別化された提案となり、SNSで拡散され、より集客をできるようになったそうです。
このように、USPをちゃんと考えて展開している企業も個人も少ないからこそ、真剣に取り組むとお客様の方からやりたいと言ってもらえるようになるのです。
ほかにも、企業の成功した事例をご紹介します。
1:ドミノピザ
2:ニトリ
3:セブンイレブン
4:ライザップ
5:ダイソン
6:M&M’s
7:Apple 「iPod」
8:稲葉製作所
9:ASKUL
10:QBハウス
このように、顧客の事を一番に考えて提案した結果で、今ではお馴染みの商品やサービスになっています。
- ターゲットを絞る
- ターゲットにとってBestな提案を考える
- 競合と提案を比較する
この3ステップでUSP戦略を考えてみてくださいね。
まとめ:圧倒的差別化で競合と差をつけよう!
本記事では、USP戦略についてお話しました。
多くの人が考えているのは、
すでに自分にできることや、使えそうなサービスだけで組み合わせて何か売れないか?ということです。
そんな考えが多いからこそ、勝ち上がっていくためにも顧客に目線を合わせて、究極でBestな提案をすることが必要不可欠です。
「自分は誰の力になりたいか?」
「本当に力になりたい人の悩みはなんなのか?」
大変かもしれませんが、顧客の事を思った提案をすることができた企業だけが生き残っていきます。
差別化のレベルが高くて、「この提案をしているのは自分しかいない!」というような提案がであれば、必ずあなたのもとに相談がきます。
これができると、ビジネスで集客に困らなくなるので、真剣に向き合って考えてみてくださいね。