みなさん、こんにちは!
ストレスフリーでやりがいのある仕事を探して、WebマーケティングをはじめたSHIORIです。
はじめての企業アカウント分析は、「美しくバズる技術」の作者:青木創士さんがバズらせた勝友美さんのバズらせ方を分析していきます!
勝友美さんと言えば、ショート動画で
「社長!」「うっす!」からはじまる動画を見たことはありませんか?
この方がまさか「オーダースーツ」で起業した社長なんて思いもしないですよね。
ショート動画やYouTubeを上げることでどんなメリットがあったのでしょうか?
この記事では、なぜ「勝友美」さんの動画がバズったのか分析していきます!
勝友美さんについて

YouTube:勝 友美-VICTORY CHANNEL- – YouTube
TikTok:勝 友美/アパレル女性社長 (@katsu_tomomi) オフィシャル| TikTok
勝友美さんってなにもの?
勝友美さんは、「Re.muse」の代表取締役で、オーダーメイドスーツを販売している女性起業家です。
日本のテーラー業界としては初となる、世界4大コレクションの1つでもあるミラノコレクションに出た業績があります。
オーダーメイドスーツを売る傍ら、YouTubeやTikTokを使って発信していった、先駆者でもあります。
企業アカウントなのに商品を出さない動画
どうしても自社商品を売りたいなら、商品の告知をしたり、商品の魅力を伝えたりして動画を配信するのが普通ですよね。
しかし、勝友美さんの動画では、ほとんど商品の紹介をしていません。
一番初めのショート動画ですが、スーツに関して触れていません。
<YouTube Shorts>

<TikTok>

ショート動画初期の動画になりますが、スーツについてほどんど語っていないのが分かります。
それではもっと詳細に、他のチャンネルと差別化したポイントを見ていきましょう!
YouTubeでの競合との差別化

勝友美さんがYouTubeをはじめたのが、7年前の2015年12月18日で「美しくバズる技術」の著者、青木創士さんと出会う前から動画を上げていました。
そこから5本ほど上げて、2021年に青木創士さんと出会ってSNS活動に力を入れてきました。
YouTube ShortsやTikTokをはじめたのも2021年だったので、SNS活動に集中していったのが分かります
YouTubeでの差別化のポイントは、
「権威性」「性別」「容姿」「声質」「編集」「説明のわりやすさ」「エンタメ性」の7つです。
この7つのポイントに絞って、さらに競合に勝てる要素を見出すことが出来ればよりバズることができます。
さらに、勝友美さんは競合と比較して時により秀でた部分が「人間性」でした。
それが分かる動画として、はじめて100万回再生したものがこちらの動画です。

【危険】今すぐに縁を切った方がいい人の特徴TOP10 〜縁を切ると人生が一気に好転します〜 – YouTube
7つの差別化ポイントと「人間性」が高く評価されてバズったと言えますね。
勝友美さんを代表するショート動画3選
①再生数第一位(681万回再生)
ショート動画の中でも再生回数が多い動画は、起業当初の事だったり、勝さんの日常や橋口くん(動画撮影者)との仕事以外での動画です。
視聴者の方も勝さんの事を知らなくても、見てしまいますね。
②視聴者からの質問動画
次に勝友美さんを代表する動画が、視聴者からの質問コーナーです。
質問内容は、スーツのこと以外にもニュースの出来事や、日常生活のことなど、幅広い質問に答えています。
③勝友美さんの経験からの語り動画
勝友美さんの1番魅力が分かる動画が、語っている動画です。
経験談を交えて話すので、心打たれる方や、芯の通った生き方に憧れる女性がたくさんいます。
ショート動画の共通点|「美しくバズる技術」を引用して分析
ショートムービーコンテンツ作成 5つの基本ルール
・大衆ウケコンテンツ
・最初の2秒はインパクト
・最初の7秒までに最後まで見るメリット
・ループが起きやすい動画が勝つ
・面白いショートムービーの本質は凝縮引用:美しくバズる技術 青木創士者
大衆ウケコンテンツ ◎
大衆ウケコンテンツで大事なことは、発信する内容をいかに幅広い人に受け入れられる大衆ウケするテーマに持っていけるかです。
スーツ関係の事を発信していると、スーツを着る人にしか当てはまらなくなってしまいます。
先ほどのショート動画で分かるように、女性だけでなく、男性にも当てはまり、幅広い世代に刺さる動画になっています。
スーツを着用する機会が多い会社員はもちろんのこと、女性起業家という女性の憧れの生き方を示しているので、生き方に憧れている人も多いです。
最初の2秒はインパクト ◎
ショート動画を視聴してもらうためには2つの壁があると言われています。
1つの壁が「最初の2秒の壁」を突破することです。
この2秒の壁を突破するために必要なのが「インパクト」です!
インパクトを与える方法もいくつかありますが、勝友美さんの場合は、女性起業家でスーツを着て動画に出ているだけでインパクトを与えられています。
女性でスーツを着て楽しそうにはしゃべっている人は、なかなか周りにいませんもんね。
最初の7秒までに最後まで見るメリット ◎
先ほどの、もう1つの壁は「7秒の壁を突破する」ことです。
7秒までに最後まで見ると面白い!と視聴者に思わせることが出来たら、最後まで見てくれます。
先ほど勝友美さんを代表する動画3選をでは、7秒までにショート動画の内容を理解できます。
普段は見られない社長のプライべ―トを動画にしているのもありますが、人間は他人のコアなプライベートが気になってしまう習性があるので、最後まで見てしまいます。
全ての動画が最後まで見るメリットが最初の7秒までに詰め込まれています。
ループが起きやすい動画が勝つ 〇
ショート動画ではループが起きやすい動画がバズりやすいと言われていますが、勝さんの動画もループが起きています。
こちらのショート動画の構成を見てみましょう。
「
「ビジネスって誰にどんな未来を届けたいかなんですよ」
「
「オーダースーツは値段が高いのに、ターゲットが富裕層ではない」
「
「なぜなら自信を提供しているから。(経験談から自信を提供する理由)」
「
「だからターゲットを未来に希望を持っている全ての人にしようと思った」
こちらの構成になっています。
最後まで聞いた視聴者は、もう一度はじめの動画に聞きいて内容を理解するのではないでしょうか?
「勝さんがスーツを買ってくれる人に届けたい未来は、希望を持っている全ての人」なんだ。と腑に落ちるはずです。
面白いショートムービーの本質は凝縮 ◎
現代に人は、早く内容を理解したいので、1分以内にまとまっているショート動画を好む傾向にあります。
YouTube動画の切り抜きを1分以内にまとめてをショート動画にすることで、その人の人柄や、面白いところだけをすぐに見れます。
勝さんの動画では、ロング動画の切り抜きのショート動画はほぼありませんが、講演など長い時間で話したものを1分以内にまとめているので、内容の濃いショート動画になっているのが分かります。
SNS活用で営業せずにスーツが売れるようになった!

2020年からコロナが流行りだし、売り上げが下がってしまったオーダースーツですが、SNSで集客をはじめるようになり、営業しなくても売れるようになりました。
コロナ禍の売り上げが月4桁まで下がった日もあったとおっしゃっていましたが、勝さんの言葉に感銘を受けた視聴者の方からたくさんの予約がはいり、売り上げはコロナ前の越え過去最大になりました。
しかも、スーツが売れるようになっただけではなく、入社に関する問い合わせもあったそうです。
コロナ禍で倒産する企業が多かった中で、うまくSNSを活用して、さらに売り上げも上がったのは勝友美さん自信の魅力が高かったのもあるようですね。
結論:勝友美さんのチャンネルは「美しくバズっていた」

ショート動画ではスーツに関することをほとんど載せていなかったですが、YouTubeのロング動画では、仕事1日密着や、パリコレの密着など、ショート動画では伝えきれない内容を載せています。
ショート動画で勝友美さんという人間を認知させた後、
もっと勝さんの事を知りたいと思った方がロング動画を見に来るという流入が美しく出来ていました。
ここまでをYouTube開設してたった1年半とは、誰も思いませんよね。
本当に、認知から流入の一連の流れがキレイで、美しくバズっていました。
さいごに
「美しくバズる技術」の著者、青木創士さんのバズらせ方は、本に書いてある通りのバズらせ方でした。
勝友美さんの他にも、なおこ先生(歯医者)や、みかこさん(美尻美脚)もバズらせた経験があるので、この原理は本当なんですね。
これからは他の企業アカウントも分析していきます。
SNSをバズらせて集客したい方は、こちらの本を参考にしてください。
企業アカウントなのに、商品を出さなくても売れるワケをもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。